殺伐としたシーンが続く 必然 です〜。
ちょっとイヤンになってきたので、いっぱつ甘々系な話を書きたーい。
書けるかな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(-_-;)
えと。暇だったら、多分・・・? (←ダメだ、これは。タワゴトで終わりそうです)
それでは、ゲーム『ファンタスティック・フォーチュン』をご存知のかた。
または、管理人の二次話、もしくは本館HPをご存知の方。
はたまた「暇! どうしようもないほど暇! なんでもいいから見せなさ〜い!」という豪気なお客様。
どうぞ つづき へお進みくださいませ。 <(_ _)>
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書けるかな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(-_-;)
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はたまた「暇! どうしようもないほど暇! なんでもいいから見せなさ〜い!」という豪気なお客様。
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彼らの実践 9
「レオニス・クレベール大尉!」
セイリオスの鋭い声がレオニスの耳朶を打つ。
「はっ!」
時至れり。レオニスの全身に、既に習い性になった緊張が奔る。
「予ねて計画通り、アルムレディン殿下と呼応し挟撃! 我々も戦線に入る!」
「は!」
身を翻すレオニスの傍にキールも立った。強い魔道の影響で、まだ顔色が悪い。
「殿下。レオニス隊長。俺、いえ、私にも前線に出る許可をください」
レオニスは思わずセイリオスの顔を窺う。予定ではキールはこのまま残るはずだ。
精霊の声を聴き、姿を見る彼には前線は無理だと、シオン共に判断していたのだった。
「行けます。もしもこの眼が邪魔になるならば、抉ってでも付いていきます!」
「レオニス、行け!」
「は!」
「殿下!!」
「君は私の傍に。遅れるのは許さない、いいね!?」
「! はい!」
筆頭魔導士が行う魔道が発動するまで、もう幾許も時間が無かった。
高く低く唱えられる呪文によって、空中にうす蒼く描き出される方陣。
風魔法の中でも最大の禁忌とされる呪を、シオンは編み上げていく。
ひとつの文様を編むたびに、ごっそりと体力を持っていかれるのを彼は感じていた。
(ち。思ったより手間がかかる・・・)
荒れたダリスには精霊の助けが見込めない。
その補助のために大袈裟なくらいに配下達を引き連れてきたが、まだ力が足りない。
知らず滲み出た汗で、髪が頬にひたりと貼りつく。
補助魔法を行う部下たちなどは、緊張感と相まって、
すでに顔面蒼白の体だ。
(ヤバいね、こりゃ。思ったほどの効果がでるか?)
命がけの魔道を行なって効果無しでは、無念では済まない。
休むことなく続く詠唱に、澱んだダリスの重々しい大気が動きを見せ始める。
大気。その概念はこの世界とメイのものでは少し違っていた。
メイはまだクラインに来たばかりの頃、「お前の世界には何がある?」という質問に対して、
「空気があるわね」とキールに答えた事があった。
そして「あたしの世界には魔法はお話の中以外なかった」とも。
それを聞いた時、キールは即刻報告書を書き上げシオンに届けていた。
召喚当初から度外れた魔法力を示したメイなのに、彼女は精霊を感じたことが無い。
その存在も知らない。
大気、風も物と同じ成分として認識していると。
無論この世界の彼らも、大気とは風であり、香りを運ぶものであり、
呼吸するものであることは知っている。
だが一般の民達に普段、それはほとんど意識されることの無いものだし、
知識層である魔導士にとっては、かえって事はややこしい。
なぜなら風、または火や土、水は、彼らには契約すべき精霊そのものだからだ。
もちろんそれら全てに精霊が満ちている訳でもないのだが、
なまじ精霊の存在を知るために視点が魔道に偏ってしまうのだろう。
だからこそシオンは気付いた。
魔法のない世界の精霊を知るはずの彼女がどうして、ろくな魔法詠唱もなしに
それらを発動できるのか。
(キール、お前も気付いているな?
嬢ちゃんは、魔道に必要なはずの精霊呪文の覚えは悪いのにとんでもなく魔力が強い。
当然だ。どの精霊達も嬢ちゃんの言うことを聞こうと、待ち構えている状態だ。
だから、なまじ呪文なんか唱えると大変だ。
精霊達がやたらに力添えをして、魔力が暴走する。
信じられるか? 嬢ちゃんには精霊呪文は必要ない。ただ、願うだけでいい。
それはつまり・・・)
一際大きな風が圧力を伴って吹きつけ、部下の魔導士達が打ち倒した。
編み上がった方陣に沿って風があちこちから巻き上がり、また吹きすさぶ。
(来たか)
眼も開けていられない暴風の中心で、シオンは両足を踏みしめる。
渦巻く風が刃物になって荒れ狂い、呼吸が苦しい。
この禁呪は術者に逃げる事を許さず、命を奪うだろう。
が、それらは敵をも切り裂き、息を止める。
頬を切られ風に飛ぶ血を払い、シオンは哂った。
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