たいていはタイトルどおり戯言、四方山な話 あとは本館HPと同じく『ファンタスティック・フォーチュン』(無印)の二次話です

必然 36 (彼らの実践 11)

お、おはようございま〜す (^^ゞ


えーっと・・・・・続編をガン!と放り込んで仕事行ってきますー!





で、では・・・っ!


ゲーム『ファンタスティック・フォーチュン』をご存知で、管理人の二次を読んでやっても良いぞというお客様。
もしくは管理人の本館HPをご存知のお客様。

よろしければ つづき へお進みくださいませ <(_ _)>









彼らの実践 11












アルムレディンの登場は、ダリス正騎士達に劇的な衝撃を与えることとなった。
彼が小高い丘上に現れた瞬間、敵陣の物音が消えたのだ。
話し声はもちろん、武具の触れ合う音や馬の嘶きさえもが鳴りを潜め静まり返る。

その静寂を貫き、馬上からアルムレディンの声が響き渡った。

「吾は問う!
真のダリス王位継承者であるアルムレディン=レイノルド=ダリスはここにある!!
 ダリス騎士というなら、貴君らは誰に忠誠を誓うのか!!」

朱金の鎧。その色よりも気高く光る金の髪。彼我の距離をも射抜く青玉色の瞳。
傍に控えるのは、あれはかつての同胞ではないか!
王子の側近だった者がいる。
新しい王に添えぬと国を出奔した将軍がいる。
あの顔も知っている。この顔も見知っている。
何より王子の背後にはためくダリス紋章旗。

先王と共に薨去したとされていた、正当な次期王位継承者が現れたのだ。
呆然とした騎士たちは次には動揺し、また困惑、あるいは歓喜を味わった。

王子殿下だ! 王子殿下が生きていた!
しかし、ではダリスに居るあの「王」は何だ?!
先王の異腹の弟にしてアルムレディン王子の叔父である・・・元公爵。
現在ダリスの玉座に座っている「あれ」は何なのだ、まさか!
王位簒奪。王子暗殺。先王崩御の後、消えなかったその噂。

「目を覚ませ、騎士たち! ダリスの民たち!
 王を僭称した者が為した業、犯した罪を見よ!
 女神の御力を搾取し、魔導士やアンヘルの魔力までをも吸い上げた、
 その結果を見よ!!
 ダリスは女神の加護を失い、精霊の気配は消えた。
 空は雲に覆われ、陽は差さず、大地は干からび、木々も麦も枯れ果てたのではないか?
 人々は互いを敵とし、微笑むこともなくなったのではないか?
 全てが聖樹の力奪った、その結果だ!

 取り戻せ、国を!
私は生きている、そして帰ってきた!
 私は起つ! 
ダリスの民よ、我が元に集え! ダリスを僭王の手より救え!!」
 
アルムレディンの凛とした声に、騎士たちは打たれたようにビクリと背筋を振るわせた。
ダリスの誰もが、分かりすぎるほど分かっていた国の荒廃。
言いたくても言えなかった、失われた女神の守護。
恐怖による統治と、未来への絶望。
その故国を、王子は共に取り戻せと呼び、叫んでいる!

「お、王子殿下・・・」 「王子殿下が生きておられた」

「王子・・・!」 「王子!」 「アルムレディン王子!!」

おおおお・・・と、地から響くような歓声が上がる。だが。

「うぁっ!」 「ぐぅ!!」

彼らの間を赤黒い光が縦横に切り、彼らを倒す。
魔道兵器が発する光だった。
現王の支持派が王子の名を呼ぶ騎士たちに切りつけたのだ。

「裏切らせるか!」 「王子を殺せ!!」

「おのれ、簒奪者の走狗が!!」 「アルムレディン様こそが真の王だ!」

たちまち怒号が沸き起こり、一帯は混乱状態に陥る。

「我が元へ集え!! 女神の加護を失いし、ダリスを救え!!」

声と共に馬の脇腹に拍車をかけ、アルムレディン率いる一団は混乱の只中へ駆け出した。
それに呼応すべく連合軍が動き、魔道兵器を繰り出すダリス軍に相対する。
辺りは双方が激突する衝撃音と剣戟、断末魔の叫びの坩堝となった。








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Comment

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こんばんは☆
早速拍手してきました^^
突然ですが、実生活に悪影響が出てきたので、楽天の日記は閉鎖しました。
今までありがとうございました。
くーこさんの日記には、またお邪魔させていただきますね〜(^-^)/
ぴんくのひつじ♪ | URL | 2008/06/25/Wed 21:24[EDIT]
うわー、ひつじさん!
今日お邪魔しようとしたらページが無かったので驚きましたよ〜〜〜。
もうひとつのHPはそのままですか?
またお邪魔させてくださいねっ。
拍手ありがとうございました (^.^)
あうら | URL | 2008/06/25/Wed 22:42[EDIT]
おお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

小高い丘の上に騎乗のアルム王子!
すぐさま鮮やかにその場面が浮かびました!!!
おお、なんと劇的・・・

なぜか王子の背景は、朱色なんですよね〜〜(私の場合)
夕焼けの真っ赤な雲がたなびいてる!
そんな場面が瞬時に浮かんで・・・
と同時に、騎士たちの戸惑い、喜び、あるいは困惑したものも・・
私も一騎士と化してましたね〜〜〜(笑)。

あうらさんの物語読むと、瞬間的に映像化されてる私(笑)。
今回もしっかり楽しみました。
ありがとうございます。
しかし・・・ちなみに勝手に夕方と想像しましたが・・
あうらさんの中では、時間的には何時ごろだったんでしょう。
(ちょっと疑問だったんで)
ポトス | URL | 2008/06/27/Fri 19:02[EDIT]
アルムが見せ場を演じていますね。
セイリオスの影が薄くなってるかも(笑)
そのうち「いいこと」言う予定(予定、あくまでも)ですが、、まあこれは代理戦争なので辛抱してもらいます。
さて時間ですが・・・えー、っと・・・・・・何時でしょう・・・(をい)
適当にということで(←殴)
あうら | URL | 2008/06/28/Sat 00:24[EDIT]
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